山下 慶子園長
赤ちゃん組の時から保育園の子になった。
オレ、生まれた時モンチッチみたいに小っちゃくて可愛かったんだって。
保育園に来てから先生が抱っこしたりして大事に育てたんだって。
オレ、そのことおぼえてない。
おぼえてないけど 優しくしてくれたのはおぼえとる。
先生はいい匂いがした。
オレもちょっと大きくなった。 できないことができはじめた。
できないことができるようになるのは、もっとやりたくなる。
楽しいから。そして今は先生の胸のへんまで大きくなった。
体が大きくなって体の中身も成長した。 先生もみんなと成長した。
みんなを育てることが成長した。
だってみんなは、すっごく賢くなっとる。
保育園は楽しいところ。こどもを賢く育てるところ。
これは、もうすぐ小学校に巣立っていく卒園間際に語ってくれた年長男児のことばです。
保育園で育ったことをこんなふうに思ってくれていることに、胸がいっぱいにになりました。
みんなが育つ保育園という場所を温かく言い表してくれてるように思います。
そうです、保育園はこどもにも大人にも仲間ができて、
悩みを分かちあい、喜びをともにし、
みんなで成長しながら暮らしていくもうひとつのお家です。
あったかいお家で、「今日も楽しかった!」という日々を一緒に創りましょう!